SATOYAMA BASKET - MISIA × 生物多様性 -


MISIAの森プロジェクト

MISIAの森に秋がきた:津幡町小学生による第3回生きもの観察

10月10日、石川県森林公園がある、津幡町の町立英田(あがた)小学校の子どもたちが森を訪れ、生きもの調査を行いました。

今回は7月に続いて第3回目。

冬に向かって色づき、変わっていく森で、春や夏と違う、どんな生きものがいたのか、子どもたちからの報告です。

※この報告は11月6日に行われた国際森林年記念イベント「市民と森林をつなぐ国際森林年の集い in 石川」で報告されたものです。

 

 

わたしたちの学校は、MISIAの森プロジェクトに参加しています。

MISIAの森とは森林公園にある森です。

わたしたちは、この森へ春・夏・秋と出かけて観察しています。

 

春、4月26日には、全校で遠足に行きました。

サクラやツバキがいっぱいさき、草花も芽をだしていました。

 

夏、7月24日にMISIAの森を歩きました。

緑のシャワーをあびるようにたくさんの緑にかこまれていました。

 

こいみどりいろ、うすいみどりいろ、やさしいみどりいろ、元気なみどりいろ。

MISIAの森のみどりいろは、数えきれないくらい何しゅるいもありました。

 

そして秋、10月10日、ぼくたちはひさしぶりにMISIAの森にいきました。

春や夏とどんなことがちがうかな?どんな草花やいきものがいるのかな?

とても知りたいきもちで歩きました。

今日はMISIAの森の秋について、お話しします。

MISIAの森を見上げると、マツがたくさんありました。

夏には葉が青々していたマツですが、秋にはマツボックリが落ち始めていました。

 

次に、森林インストラクターの塩見先生に、地面をよく見てみように言われ、ようく見るとコケがびっしり生えていました。

そしてコケのところに、立派なコオロギがいました。

しばらく見ていると、たくさんのコオロギがコケの中から出てきたり、上でとびはねたりしていました。

コオロギは、ふかふかするコケの中が大好きなようです。

 

(写真左)歩き進むと、珍しい虫の死骸を発見しました。

体が、虹色に輝く虫で、名前は玉虫といいます。

玉虫の厨子にも使われているきれいな色の虫で、これを見つけるといいことがあるそうです。

(写真右)木の実もいっぱい見つけました。

これはエゴノキです。

この木の名前は、実を食べるととても「えぐい」だそうです。

えぐいというのは、のどが痛くなるような、したをさすような味です。

サポニンという成分があるそうです。

みなさん、食べたらえぐいので、食べないでください。

 

紫の実もありました。

ウリカエデは、プロペラのような赤い実をつけていました。

 

ヒサカキの木には、実がなる雌の木とならない雄の木があるそうです。

MISIAの森には、どちらもありました。

これ(写真右)は、見にくいのですがウルシのみと葉っぱです。

白っぽいいろでぶら下がっているのが実です。

そして、葉は黄色や赤になりかかっています。

ウルシの仲間は、紅葉するのが早いので,、MISIAの森でもいち早く秋の訪れを知らせてくれています。

 

次に、僕たちが出会ったあきの虫たちを紹介します。

これ(写真左)は、カマキリたちです。

カマキリは木の幹にも手すりにもそして道路にも、いっぱいいっぱいいました。

おなかの大きなカマキリは卵を産む前のカマキリです。

もともとおなかの大きいハバビロカマキリという種類のカマキリもいました。

(写真右)ハチがいっぱいとんでいました。

ハチは髪の毛や黒い服など、黒色のものをねらってくるそうです。

ぼくたちは、ほとんど帽子をかぶっていたので、よかったです。

 

MISIAの森のモニュメントの前で、記念撮影をしました。

秋の森もいいもんだなと、思いました。

(写真右)左はMISIAさんのかけた巣箱です。

右は加藤清史郎くんのかけた巣箱です。

鳥の姿はみることができませんでしたが、さえずりがいっぱい聞こえました。

僕たちのいない時間に、巣箱のところに来て遊んでいるのかも知れません。

 

春に町長さんと植えたコナラの苗木はずいぶん育っていました。

葉の数は増え、背の高さも10㎝以上高くなっていました。

最後にかもいけ橋をわたり、松葉台へといきました。

ここには背の高いマツの木がたくさんあります。

 

大きくてちくちくするマツボックリや、

ちいさくてかわいいアレンジメントが作れるマツボックリなど、

いろいろありました。

(写真右)さて、これは何だと思いますか。答えはマツボックリです。

マツボックリの中のマツの実を、森のリスが食べた跡なのです。

 

(写真左)リスの食べたマツボックリは春にはたくさんありました。

秋に行ったときには春ほど多くありませんでしたが,いくつか見つけることができました。

リスは森林公園にいっぱい住んでいるのです。

(写真右)松林で、カブトムシやクワガタの話を塩見先生にしてもらいました。

石川県には、日本のクワガタと外国のクワガタのハーフがいるらしいこと、

そして,一匹なのに,おすのつのとめすのつのをもったものがいること、などです。

聞いているうちにしりたいことがどんどんでてきました。

 

そしてそろそろ観察もおわりになる頃、友だちが大きなキノコを発見しました。

松茸かなと思いましたが、イボテングタケというきのこでした。

キノコは植物でも動物でもない生物です。

こんな生き物も森林公園にいきているのだとおもいました。

 

ぼくたちは、MISIAの森のなかを,春・夏・秋と観察しました。

たくさんの生き物や植物が生きていることがわかりました。

冬のMISIAの森には、まだ行っていません。

寒いけれど生き物はいるのかな?

こならのなえ木はだいじょうぶかな?

冬になったら見に行きたいです。

オータムウォーキング

MISIAの森に秋が来た

これで終わります。

 

 

子どもたちの報告資料(PDF)はダウンロード可能です。ダウンロードはコチラから

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