MISIAの森アート・プロジェクト「鳥の巣箱デザインコンテスト」
募集要項
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趣旨
2010年は国際生物多様性年であり、10月には愛知県名古屋市で生物多様性条約第10回締約国会議(COP10)が開催されました。国連事務総長によりCOP10名誉大使に任命されたアーティストのMISIAは、2010年国内外を視察する中で森の持つ豊かさと生物多様性の重要性を継続的に発信する大切さを実感するに至りました。そこで趣旨に賛同していただいた石川県で「MISIAの森」を設置し、森から生物多様性の大切さについてメッセージを発信したいと考えています。
本コンテストは、MISIAの森のオープニングを記念して、開催されます。アート作品を通じて自然に親しんでいただければと考えています。
※MISIAの森ではアーティストによってデザインされた巣箱や本コンテスト入賞作品を設置する他、鳥がびっくりしないようなシンプルな巣箱も周囲の森に設置していく予定です。
募集内容
2011年5月22日に石川県森林公園にオープンした「MISIAの森」の中に、「LIFE IN HARMONY」をテーマに、広く全国から鳥の巣箱をデザインした作品を募集します。
※受賞作品は石川県森林公園内のインフォメーションセンター(わくわく森林館)に展示された後MISIAの森に設置されます。
※巣箱については、別紙の注意事項をご確認ください。
主催:
一般財団法人mudef
協力:
石川県、津幡町
展示の実施期間及び場所
- 実施期間:2011年8月以降
- 設置場所:石川県森林公園内「MISIAの森」(かもいけ橋付近、約5ha)
【MISIAの森の風景】→石川県森林公園内の様子を参考にしてください。公園の様子はこちら
応募資格:
アーティスト、デザイナー、建築家、ランドスケープデザイナーなど、オブジェ制作に関連する分野ならプロフェッショナル、アマチュア、また個人、グループ、及び、企業・法人を問いません。その他、国籍、年齢、性別等、一切の制限を定めません。
入賞・副賞:
- 入賞:最大3点とします。入賞者のみ巣箱の実際の制作とMISIAの森での展示となります。
- 副賞:制作費として1作品3万円、およびMISIAの森オリジナルグッズ
選考方法
(1)選考は一般財団法人mudefによって行われます。
(2)選考方法:選考は、提出されるデザイン画を元にmudefが行います。入賞者のみデザイン画を元に巣箱を制作、展示となります。英語でのエントリーも可能です。
審査は次の点を総合的に評価して選考します。
① 「LIFE IN HARMONY」をテーマとする巣箱
② 作品の素材は環境に負荷をかけないものであること。森の中で実際に巣箱として使用されるのに耐える強度を有すること。
巣箱については、参考情報を確認の上、実際のデザインを行ってください。
③ 一般の来場者にとって危険のないものにすること、および生態系に悪影響を及ぼさないことが考慮されていること。
④ 森に置いて調和する作品であること。
応募方法
(1) 応募期間:2011年6月13日~7月15日午後6時 ※応募期間終了後は受け付けません。
(2) 提出書類
① エントリーシート
② デザイン画
※A4相当のPDFファイル3枚以内に、デザイン画、及び関連するスケッチや資料をまとめて提出してください。
※大きさや材質なども選考基準に即して選考の対象となりますので、出来るだけ詳しくデザインを提出してください。
(3) 提出方法 メール(forest@mudef.net)でのみ受け付けます。
※エントリーシートの控えは必ず保管してください。
※エントリーシートを送付されていない方の作品応募は受付できません。
※できるだけメールでの応募をお願いしていますが、メールでの応募が難しい場合は、郵送でも構いません。
【エントリーシート】 →こちらからダウンロードしてください。(WORD形式)
(4) 提出先 一般財団法人mudef MISIAの森アート・プロジェクト担当 forest@mudef.net
(5) その他
- エントリーシート・デザイン画の作成および提出にかかる必要な経費は、各応募者の負担とします。
- 応募書類は返却しません。
サポート
(1) 助成:作品の制作費(素材及び材料購入など)、輸送費など作品に係る費用について、1作品3万円を制作費として助成します(企画者が別途個別に助成・協賛をもらうことは可)。
(2) 支払方法:助成金は展示終了後、指定された口座に振り込むこととします。
スケジュール(予定)
2011年6月13日 エントリー受付開始
2011年7月15日 エントリー〆切
2011年7月下旬 書類審査
2011年7月下旬 結果通知
2011年8月1日 入賞作品発表(ホームページ上で速報、または応募者全員に審査結果をメールにて通知)
2011年8月1日以降 実物作品を石川県森林公園インフォメーションセンターにて展示
2011年9月中旬 入賞作品を森に設置
※森に設置をする際は主催者側で責任を持って行います。
問い合わせ先
〒150-0001東京都渋谷区神宮前1-14-13
一般財団法人mudef「MISIAの森 鳥の巣箱コンテスト」事務局
e-mail: forest@mudef.net
TEL: 03-5414-7778
参考情報:
【石川県森林公園】
石川県のほぼ中央部にあたる河北郡津幡町にあり、総面積1,150haを有する全国屈指の規模を誇る森林公園。金沢市の中心部から約20㎞、津幡町の中心部から約3㎞に位置し、森林公園全体が鳥獣保護区になっている。森はスギやコナラ等の樹木をはじめ湿地やため池などが点在する環境の中、多くの野鳥、昆虫等が見られる。園内は、遊歩道、レクリエレーション施設等が整備され、野鳥観察や自然を活用した体験教室が開催されるなど、多くの県民の憩いの場となっている。
森林公園では企業による森づくり活動を推進しており、現時点で公園内7箇所において、企業・団体などが森づくりを行っている。また、間伐や植林などの森林整備や、生物多様性に配慮した森づくりなど、各企業・団体の目的や活動期間等に応じた森づくりが行われている。
MISIAの森は公園中央にある加茂池及びかもいけ橋周辺の広葉樹林。
公園HP:http://www3.ocn.ne.jp/~yamabiko/forest-park-ishikawa.htm
住所:石川県森林公園インフォメーションセンター(わくわく森林ハウス)
〒929-0323 石川県河北郡津幡町字津幡エ-14 TEL 076-288-6449
【巣箱制作で注意すること】
MISIAの森にいる鳥のなかで巣箱をよく利用する鳥は、シジュウカラ、ヤマガラなどです。以下に注意してデザイン・作成をお願いします。
- 大きさ・材質:利用する鳥の大きさを考え、サイズにあったものを作りましょう。寸法は下の表を参考にしてください。材質は木材が一般的ですが、森に調和する自然素材で作ってください。
- 色:巣箱の色は、とくに決まりはありません。ただし、原色や目玉模様などは鳥に嫌われてしまうかもしれません。
- その他:鳥が巣箱として利用した場合、雨が中に入ると悪影響があります。屋根をつけることと、雨水が抜けるように底に小さな穴をたり、底板の角を切り落としてください。巣箱の表面を磨く必要はありません。
◆ 種類別巣箱の目安(cm)
利用する鳥の例:シジュウカラ、ヤマガラ
サイズ(高さx幅x奥行き):(シジュウカラの場合)18x13x13 (ヤマガラの場合)18x13x13
穴の直径:(シジュウカラの場合) 2.7(ヤマガラの場合)3
底から穴までの高さ (シジュウカラの場合)15 (ヤマガラの場合)15