5月19日、MISIAの森では北海道富良野で環境教育とゴルフ場の跡地を森に戻すための植樹を行っている、SMBC環境プログラム「NPO法人C・C・C富良野自然塾」の全面的なサポートを得て、地球の歴史を考えるプログラム「MISIAの森から地球の歴史を考えよう」が開催されました。
午前、午後と合計2回行われたプログラムでは、まずMISIAの森に隣接するインフォメーションセンターで、富良野から駆けつけていただいた「富良野自然塾」のフィールドディレクター、齋藤典世(さいとう・のりよ)さんのディレクションで、「環境とは何か」を考えます。
「環境ってどんなこと?」から始まるプログラムを通じて、参加者自身が、自分が暮らすこの環境が奇跡的に作られた得難いものであることを、体感できます。
イベント後半はみんなでMISIAの森へ。このすばらしい環境が作られてきた、46億年という長い長い進化の歴史を、460mの道に置き換えて考えていきます。
参加した子どもたちは、齋藤さんの軽快なトークに引き込まれ、齋藤さんの質問に積極的に回答したり、見せてくれる資料を食い入るように眺めていました。
わたしたちが現在の暮らしやすい便利な生活を手に入れてからわずか200年。その200年の前の長い長い地球が作られる歴史をたどる中で、今一度、環境のこと、身の回りのこと、改めて考えるきっかけとなりました。
MISIAの森では森を舞台に、自然や環境、そして生物多様性を学ぶ機会を提供しています。これからも、引き続きそのような機会を提供できればと考えています。
※本イベントは、国連が「国際生物多様性の日」と定める5月22日の前後に行われる、世界的な植樹キャンペーングリーンウェーブの一環として「いしかわグリーンウェイヴ2012」の一環として石川県で開催されました。
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