石川県森林公園内のMISIAの森で、金沢工業大学のご協力のもと制作を行っていた、木材を組み合わせて作られた、つみ木のような、ピラミッドのような不思議な観察小屋が完成しました!
様々な生きものの観察などに活用するための『森のつみ木小屋』完成に当たり、7月20日に設置にあたりご協力をいただいた方々や地元津幡町英田小学校の児童の皆さんをお招きしての記念式典が開催されました。
当日会場に来たのは英田小学校の子どもたち16人。早速公開された小屋をよじ登り、いつの間にか子どもたち独自のルールを設けて遊び始めていました。これまで建設にご協力いただいた企業の方も、そんな子どもたちを眺めて「ああやって子どもたちが遊んでくれているのを見ると、作ってよかったと思いますね」と一言。
式典では小屋の建設にあたっての経緯が事務局から、また小屋の建設のポイントが金沢工業大学の竹内先生から紹介されました。
これまでに作られたデザイン案は50以上。その中で実際に建設可能で、また建材の条件もクリアするものを作成する中で、今回のデザインとなりました。
また英田小学校の子どもたちもこれまでの森で発見したことなど、写真を使って紹介してくれました。
これから夏休みも本番、ぜひたくさんの人に森を訪れ、この森のつみ木小屋からの景色を楽しんでいただければと思います。
※本事業は公益社団法人国土緑化推進機構「緑の募金中央事業・一般公募事業」の助成を受けて行われています。
デザイン及び制作:金沢工業大学環境・建築学部 竹内研究室
木材提供:ニューハウス工業株式会社
建設協力:みづほ工業株式会社/荒井装建