5月22日は国連が定める「国際生物多様性の日」。
生物多様性とは何かを知り、考え、行動する日、
また、そのことを呼びかける日です。
私たちが暮らしている地球は、46億年をかけて作られてきたそうです。
46億年の中で、人間だけではなく、動物、植物、微生物など、あらゆる命が、
さまざまにつながり合い、時に支え合い、生きてきました。
また、そのバランスも、まさに長い時間をかけて形成され、保たれて来ました。
しかし、たったここ200年で、そのバランスは大きく変わってきています。
絶滅の危機に瀕している動植物も多くいることは、ご存知かと思います。
その絶滅するスピードも、この200年で早くなっていることも。
46億年かけて作られた地球を復元するには、同じく46億年という歳月が必要なのではないでしょうか?
しかし、その年月の長さは人間にはあまりにも果てしない時間です。
難しく思えるかもしれませんが、森に行ってみてください。
海に行ってみてください。木々を見上げてみてください。
花を見つめてみてください。鳥の歌声に耳をすませてみてください。
一本の木に、どれくらい多くの生き物が暮らしていると思いますか?
そのことを知るだけでも、「木を一本切ることは、生き物たちの高層マンションを一つ壊すことと同じことなのだ」と気づくかもしれません。
ぜひ、この日をスタートに生物多様性について知っていただけたらと思います。
MISIA