MISIAの森では、森づくりの他に、趣旨に賛同したアーティストたちによる作品の展示が行われています。
2011年の作品は鳥の巣箱。22日のオープニングまでに4名のアーティストによる作品が集まりました。
2人目の作品は、アーティスト浜崎健氏による巣箱です。
(写真右は巣穴からのぞいた、巣箱の中。鳥が鑑賞できる絵画がみることができます)
◆ 巣箱へのコメント:
動物にやさしい天然素材であるミルクを主成分に作られた塗料を使い、鳥が安らぐためのギャラリーを作った。
巣箱の中に飾ってある絵画は人間の目に直接触れることはないが、そこを覗く鳥が興味を持ち、暮らす鳥が毎日を安心してすごし、卵を産んで子育てをしていけるような空間にした。
◆ 巣箱制作に使用した素材:
バターミルクペイント
◆ プロフィール:
スキンヘッドに全身真っ赤なコスチュームで常に身を包み、大阪・南船場の「赤い人」として知られる。
20歳で渡英し、帰国後から制作活動を開始する一方、1992年より大阪・東心斎橋にてギャラリーの運営をはじめる。
南船場に移転後、1997年に外観から内装まですべて赤に統一した「浜崎健立現代美術館」を開館。展覧会の他、雑貨や服飾品を販売するショップを併設し、アートと生活の融合を提案している。
代表作である「MAZE PAINTING(迷宮の絵画)」では、有名人の肖像画や身近にある事物をモチーフに、対象の輪郭や陰影を迷路で表した作品を展開。
また「RED TEA CEREMONY」と称したお茶会のパフォーマンスは、2008~2009年にかけての「THE TOUR OF MISIA DISCOTHEQUE ASIA」の全国ツアーにおいても披露をした。
◆ HP: