お糸池にてガシャモク環境学習の様子

2010.11.01

お糸池にてガシャモク環境学習の様子.jpg

【写真にこめた思い】

国内で、北九州市小倉南区にある「日本の重要湿地500」に選定されているため池だけに自生する水草「ガシャモク」、2000年ごろから生育異常で生育量の衰退などが発生した。

この絶滅危惧種の水草「ガシャモクの保全と再生」を目的として、2002年から取り組んでいる。ガシャモクの保全や再生は、専門研究機関、行政、地元自治会や周辺地区住民などの協力が不可欠であると考えている。

そこで、この一枚の写真は「地元市丸小学校の子供たちとガシャモク環境学習を通して長期的な保全・再生活動がスムーズかつ効果的に受け継がれ実施できるように、そしてガシャモクを絶滅させないために協働で再生を願って進めていきたいとの思いの写真」です。

 

【生物多様性MY行動宣言】

ガシャモクを再生するために、私でもできることを考えて活動しています。

活動と言っても、若い力の汗から熟年の考える力まで様々な人が係わりを持ってもらわないといけないと、思って参加しています。

いつでも、だれでも、無理なくできることを考えながら安全に行うこと、それが私の思うアクションプログラム、即ちMY行動宣言の概念ではないかと、考えています。

そのために何ができるのか、「ため池の周りを見渡すと人の力以外にも、自然の力があることに気が付きます。ため池を取り巻く自然環境、全ての力を活用し真の生物多様性にするために、ガシャモクと共生する湿地生態系を作り上げたい」と思って行動している。